プライベート・エクイティ トップインタビュー Lキャタルトン・ジャパン合同会社 パートナー 日本代表 清水 俊孝 氏/ヴァイスプレシデント 小西 恭平 氏/アナリスト 柴田 みやび 氏/プリンシパル、ポートフォリオマネジメント 櫻木 健司 氏/プリンシパル 生田目 尚 氏/プリンシパル 本町 知貴 氏 (2026.3)

小西 恭平 氏 Lキャタルトン・ジャパン合同会社 ヴァイスプレシデント
柴田 みやび 氏 Lキャタルトン・ジャパン合同会社 アナリスト

グローバルなネットワークを持ちながら日本の中堅・中小企業に深く入り込む。その現場で活躍する2人にLキャタルトン・ジャパンで働く醍醐味を率直に語ってもらった。

アドバイザーから当事者になるという選択

お二人のこれまでのご経歴と、Lキャタルトンへの入社理由を教えてください。

【小西】大学を卒業後、クレディ・スイス証券に入社し、投資銀行部門でM&A関連業務に従事しました。2年ほど東京オフィス、その後1年間シンガポールオフィスに勤務したあと、2021年にLキャタルトンに転職しました。

プライベートエクイティファンドを志望したのは、自分の強みである金融バックグラウンドを生かしながら経営に近いところで事業に携わりたいと考えたからです。プライベートエクイティファンドといっても、外資もあれば日系もあり、対象企業のサイズもさまざまですが、その中でも中堅・中小企業を対象に投資を行うファンドではオーナーや経営陣の方たちと近い立場で事業に深く関われるだろうと感じました。また、私自身が幼少期を米国で過ごしていたことや海外での勤務経験もあって、グローバルなファンドで働いてみたいという思いもありました。さらに、コンシューマー領域に特化して投資を行うという特徴にも関心がありました。Lキャタルトンはそのような要素が揃った会社だと思ったのです。

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当時のLキャタルトン・ジャパンは今よりも小さい組織でした。代表の清水を含めて、自分と同じようなグローバルなバックグラウンドを持つプロフェッショナルたちと近しい関係の中で働けるという点も大きな魅力でした。

【柴田】私は大学卒業後、フーリハンローキーに入社し、M&Aのソーシングからクロージング、エグゼキューションまでの一連の業務に4年間携わっていました。国内外問わず、また業種を問わずさまざまな案件を担当しました。企業にとって極めて重要な意思決定であるM&Aに関与することができて大きなやりがいを感じていたところで、さらにM&Aに関与した企業でその後バリューアップが行われて成長していくところまで見届けたいという思いを強くしました。長期的な視点をもって当事者として関与していく仕事をするのは興味深そうだと感じて転職しました。

Lキャタルトンを選んだのは、コンシューマービジネスを展開する企業のM&Aを支援していたときに自分が生き生きとしていると感じられたことが理由です。

プライベートエクイティファンドでは数年にわたって1つの会社と深く向き合うことになります。興味が湧くような商材に関与できるところが良いと考えて、コンシューマー領域特化型のLキャタルトンを志望しました。

実際に入社されてみて、いかがでしたか。

【小西】入社後に初めて担当した案件が投資先である化粧品のETVOSでした。当時は投資実行から3カ月後くらいの時期だったこともあり、大阪の本社に週2〜3日間通いながら投資直後のバリューアップを幅広く進めていくことになりました。まさに自分がやりたいと思っていた、「事業の担い手に近い立場で仕事をする」というところが実現できたと思います。

中堅・中小企業には金融バックグラウンドを持つ人材が多くはありません。ですから、例えば計画や予算を作成したりするところでは自分の専門性を発揮しやすく、専門性を生かして支援できたところにやりがいを感じました。

【柴田】私は入社後、当時投資検討段階にあった関家具のプロジェクトに加わりました。その後、投資実行に至ってからは、関家具の本社にも継続的に足を運びながら、経営陣と連携してバリューアップの議論・支援を行っています。

入社して2年目ですが、Lキャタルトンには、ジュニアであっても自ら考えて意見を言おう、年齢や経験の差にとらわれずストレートに議論しよう、という企業風土があると感じています。経験や知識が十分でない中で価値を出していかなければならないことに難しさはありますが、少人数でじっくりと取り組む仕事を楽しめています。

グローバルと広くつながる環境

この仕事の魅力について教えてください。

【小西】前職との違いは、支援する企業に対して、あくまで第三者のアドバイザーとして専門性を提供するかたちで関わるのか、当事者としてチームや投資先企業の方々と一緒に事業や会社を成長させていくのか、という立ち位置の違いにあると思います。

また、投資銀行では比較的大規模で組織化の進んだ企業に対してアドバイスを提供する機会が多くありました。一方で現在は、より多様な組織体制や意思決定の仕組みをもつ企業に向き合っています。多様なバックグラウンドを持つ方々といかにうまくコラボレーションしていくか、いかに臨機応変に対応していくか、といったところに新しさがあると感じました。

【柴田】投資銀行では、求められる水準や進め方が比較的明確で、正確かつ迅速に実行することが重要だったように思います。プライベートエクイティファンドでは、アプローチはそれぞれの会社、それぞれの状況に応じて変わっていくように感じます。その中にあって、誰が何をできるのかを知り、自分だけでなく周囲の力も動員して物事を進めるような創造性・柔軟性・協調性が重要だと感じます。

また、時間感覚にも違いがあります。プライベートエクイティファンドの場合、1つの企業への投資が数年にわたる取り組みとなることから、少人数でじっくりと取り組んでいく点が大きく異なると感じています。

【小西】仕事の魅力で言えば、「手触り感」を抱ける距離感です。自分自身が今まさに役に立つことができていると思えるのは中堅・中小企業を投資対象にしているファンド特有の醍醐味ではないでしょうか。

また、ソーシング活動をしていくと魅力的なオーナーの方々との出会いが多くあります。ずっと事業に向き合ってこられた方々のお話は刺激的で勉強にもなります。コンシューマー領域特化型のファンドだからこそ得られるオーナーとの接点は多いと感じています。

また、Lキャタルトンはグローバルファンドということで国をまたいだつながりがあることも魅力です。投資検討の段階で、特定のセクターに対する各地の見方について意見交換を行うこともありますし、投資先企業を支援する中で海外展開を考えたときには、その国のメンバーとつないで現地で支援するといったこともあります。グローバルで協働する場面は比較的多いと思います。

【柴田】いつでもグローバルの知見にアクセスすることができる環境だということです。Lキャタルトンはコンシューマー領域だけに投資をしているので、海外で同じようなセクターに対する投資実績が豊富にあります。世界中のコンシューマー領域に関する知見にアクセスできる環境は魅力的です。

世界中の各オフィスで入社したメンバーが米国の本社に集まる1週間の研修(Global New Hire Training)など、Lキャタルトンへの理解を深めながら社内ネットワークを作る機会も設けられていて、日本国内で完結しないダイナミックさを感じることができると思います。

拡大フェーズにある組織で成長機会をつかむ

小西さんは、入社後感じたLキャタルトンの変化や、ご自身の成長についてどう感じていますか。

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【小西】私が入社した当時は、投資プロフェッショナルは私を含めて4名だけで、本当に小さなチームでした。コンシューマー領域特化型という特徴があったことでありがたいことにお話をいただくことは多かったのですが、リソースの関係で十分に対応しきれない時もありました。近年は、特に2024年に日本企業特化ファンドを立ち上げてからはメンバーも増えて組織立った活動も増えてきました。新たに加わったシニアメンバーの中には他のプライベートエクイティファンド出身者もいて、組織としての強さは増してきているのではないでしょうか。

プライベートエクイティファンドの業務ではやるべきことが広範囲にわたることから、一人のプロフェッショナルの成長には時間がかかるものだと思います。Lキャタルトンは特定のセクターにフォーカスしている分、業界知見を深めたりネットワークを広めたりする機会が豊富で、自分自身の武器として培われてきている感覚があります。

最後に、候補者の方へのメッセージをお願いします。

【小西】Lキャタルトンでは2024年7月に日本企業特化ファンドを立ち上げて以来、2026年1月末までに5件の投資を行ってきました。今後も投資先を増やしていきますし、各投資先企業においてはバリューアップ活動が順次本格化していきます。若手の方が入社後すぐに案件に携わる確率は相応に高いと思います。

そして、コンシューマー領域の多様な企業のオーナーにお会いしたり、PRやブランディングの第一線で活躍する方々と一緒に仕事をする機会があったり、自分自身が普段から使っている商材に仕事で関わることができたり、あるいはそれまで知らなかった光る存在に気付いたりと、常に新しいことが起きているような環境に身を置けます。
中堅・中小企業を対象に、ファンドマネージャーとして働くことは、私個人にとってやりがいの大きい仕事だと感じています。

日本チームは、グローバルなバックグラウンドを持つ比較的若いメンバーが多い構成となっています。フラットで、タイトルに関わらず、自由に平等に意見しやすい環境を意識して作っていて、誰にとっても働きやすい場所になっていると思います。少しでも関心がある方がいらっしゃったら、ぜひ一度話を聞いてみてほしいですね。

【柴田】私自身、転職の際にはさまざまな会社を検討しました。その時の経験からは、プライベートエクイティファンドは、経験豊富で視座が高い経営陣の方々との協業に挑戦できる、数少ない選択肢の一つだと思っています。

また、Lキャタルトンのカルチャーとして、ワークライフバランスを充実させやすいという面もあります。案件の状況次第で忙しさは変わりますが、自分やチームの裁量で決められることも割と多いように感じます。案件状況により繁忙期はありますが、メリハリを持って働ける環境だと思います。大事にしたいものを大事にしながらキャリアを積み上げていきたいという方にとって魅力的な環境だと思います。ぜひ積極的に挑戦してみてください。

プロフィール

写真:小西 恭平 氏

小西 恭平 氏

Lキャタルトン・ジャパン合同会社 ヴァイスプレシデント

Lキャタルトン入社以前はクレディ・スイス証券の投資銀行部門にてアナリストとして勤務。東京オフィスに入社後シンガポールオフィスに移り、コンシューマーを含む様々なセクターのM&A、資金調達アドバイザリーに従事した。

写真:柴田 みやび 氏

柴田 みやび 氏

Lキャタルトン・ジャパン合同会社 アナリスト

Lキャタルトン入社以前はGCA(現フーリハンローキー)にてアナリストとしてキャリアをスタートした。フーリハンローキーでは、国内外のM&Aアドバイザリー業務に従事。

写真:櫻木 健司 氏

櫻木 健司 氏

Lキャタルトン・ジャパン合同会社 プリンシパル、ポートフォリオマネジメント

Lキャタルトン以前は三井物産企業投資にてヴァイスプレジデントとして、ポートフォリオ企業のバリューアップを主としながらソーシング・エグゼキューションにも従事。それ以前は、A.T. カーニーにて経営コンサルティング業務に従事。大学卒業後は、シグマクシスの戦略コンサルティング部門でキャリアをスタートしている。

写真:生田目 尚 氏

生田目 尚 氏

Lキャタルトン・ジャパン合同会社 プリンシパル

Lキャタルトン入社以前は、J-STARにて、コンシューマーや人材サービス業界を中心に投資業務ならびにバリューアップ業務に従事。それ以前は、CVCキャピタルパートナーズの東京オフィスにて投資業務に従事。大学卒業後は、野村證券の投資銀行部門にて主に商社・投資ファンドに対して、M&AアドバイザリーやIPO支援を実施

写真:本町 知貴 氏

本町 知貴 氏

Lキャタルトン・ジャパン合同会社 プリンシパル

Lキャタルトン入社以前は、ロングリーチグループのディレクターとして、コンシューマー、IT分野を中心としたバイアウト案件に従事。ロングリーチグループ以前は、GCA(現フーリハンローキー)で、国内外のM&Aアドバイザリーに従事。大学卒業後は、伊藤忠商事に所属し、アジア・パシフィック地域においてインフラプロジェクト投資を担当

写真:清水 俊孝 氏

清水 俊孝 氏

Lキャタルトン・ジャパン合同会社 パートナー 日本代表

Lキャタルトンでは2017年に日本拠点を立ち上げ2018年に投資活動を開始。日本代表兼パートナーとして国内におけるファンド組成から投資全般を統括。Lキャタルトン入社以前は、ライジング・ジャパン・エクイティ、CLSAキャピタルパートナーズ(サンライズ・キャピタル)にてコンシューマー業界を中心に投資・バリューアップ・Exitまでの一連の業務を担当。それ以前は、Deloitte、BAT Japanにて会計士業務に従事。

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