アドバンテッジパートナーズでこれまで担ってきたお仕事について教えてください
【村上】私の場合は、入社してから投資が決まるまで1年弱かかりました。その間は投資先のバリューアップは担当せず、ソーシングやデューデリジェンス等の仕事をしていました。投資が決まってからは、先の仕事とバリューアップを半々の時間配分でやっています。
コンサルティングファーム出身ですので、コンサルタントの仕事とアドバンテッジパートナーズでの仕事の違いについて教えてください
【村上】特に違いを感じたのはマインドの部分ですね。コンサルタントの役割は戦略を考えて提案することであり、戦略を実行するか・実行できるかはクライアント次第といった要素があります。誤解を恐れずに言えば、戦略が実行されない場合や戦略を実行したものの上手くいかない場合は「クライアントに課題有り」といった批評家マインドになる方も多いです。
一方、PEのバリューアップ局面で問われるのは「何をするか」のみならず、「どうやって施策を実行し、成果を出すか」です。「批評家マインドを捨て、オーナーシップを持ち、成果を出すことに注力せよ」と、何度も上司から指導されました。
覚えることがたくさんある、ということもまた成長に適した土壌を示す要素の1つなのでしょうけれど、大変ですよね?
【村上】はい、大変です(笑)。入社前の私は、ビジネス・デューデリジェンスくらいしか理解できていませんでしたし、M&Aのプロセス、法務・会計・税務等に関する知識もあまり理解できていませんでした。ですから、ようやくなんとかついていけるようになった、というのが偽らざるところです。ただし、心配は無用です。わからないことがあっても、メンバーに質問すれば驚くほど丁寧に教えてくれるため、知識をスピーディーに吸収することが出来ます。また、それ以外にも社内勉強会も頻繁に開催しており、OJT以外にも学ぶ機会は多くあります。
アドバンテッジパートナーズの社員の皆さんは、どういう方たちなのでしょうか?
【村上】入社前はドライな方が多いかと推察していましたが、コミュニケーションも闊達で明るい方が多いです。また、仕事に対する姿勢はポジティブで、かつ粘り強い人が多いと思います。
では最後に、これからアドバンテッジパートナーズに参画しようと考えているかたにメッセージをお願いします
【村上】私は社会人経験約3年、25歳のタイミングで入社をしていますが、自分でも早く決断して良かったと思っています。「もうちょっとスキルを身につけてから」などと考えている人もいるかもしれませんが、PEファンドで必要なスキルを身につけるためには、PEファンドに入って学ぶほうがずっと早く身につきます。荒波にもまれながら覚えていくわけですが(笑)、それを望んでいるような人とご一緒できればと考えています。