総合商社は同じように見えて大きな違いがある (2016.03.02)
新卒生から見ると同じように見えるかもしれませんが、キャリア採用に於いては全く違っています。
【1】まずはキャリア採用の機会が広いかどうか
毎年の採用数やポジション数を見ればその違いが分かると思います。
キャリア採用が2桁を越えているのが三菱商事、三井物産、丸紅です。
伊藤忠商事、住友商事はHPにもありますが、財務・経理領域、法務領域が中心でその数も多くなく、人材採用の主流は新卒採用になっています。
【2】specificで専門的な職種が中心か?ポテンシャルの高さも考慮するか?
昨年は三菱商事は7ポジション、丸紅は約20ポジション、
三井物産は各ポジションの開示されませんがキャリア採用の実績は最も多かったかと思います。
三井物産が開示しないのは理由があります。
仮に自動車部門でニーズがあった場合、
他社がインドで自動車金融の経験者を募集という非常に狭い範囲のキャリア採用であるのに対して、三井物産はこの人材なら直接的な経験はなくても能力、成長力、人間力でその業務ができるだろうと判断します。
むしろ将来の伸びしろや経営人材になれる可能性を秘めている人材にオファーする傾向があるからです。
そもそも採用の機会が少ない商社や自分の専門性が当てはまらないポジションを受けても採用される可能性は高くないと言えます。
また、2000年から数年間の新卒採用を控えた期間がありその人口ピラミッドの修正のためにキャリア採用を行うという考えであればその年齢層を採用してしまえばほぼキャリア採用は終了で後は欠員補充のみとなります。
しかし、数社は、キャリア採用は優秀な人材を採用する重要なチャネルであると考え、多様性を重んじ将来の経営幹部候補として採用活動を積極的に行っているのです。
三井物産は2012年の本格的なキャリア採用のスタート以来、コンスタントに30名を越える人員を採用しています。
(1)優秀なキャリアのメンバーを採用できている
(2)その方々が力を発揮して現場で評価されている
(3)しっかりとフォローされ定着率も悪くない
弊社が自信を持ってお勧めできる理由です。
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キャリアインキュベーション株式会社
代表取締役社長 荒井裕之
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