投資銀行/FAS業界転職者の声第2回:大手自動車メーカー/総合系ファーム出身者

転職前

大手自動車メーカー

経営企画

転職後

独立系アドバイザリーファーム

経営執行支援部

キャリアインキュベーションを介してFASへご転職した方に、転職経緯や転職活動で苦労したこと、入社後の様子、中長期のキャリア等について具体的にお話を伺いましたので、ぜひ参考にしてみてください。

Q自己紹介をお願いいたします。

大手自動車メーカー、広告代理店、総合系コンサルティングファームなどを経て、直近は大手自動車メーカーの海外事業開発、経営戦略部に計8年ほど勤務していました。新卒から約20年ほど一貫して自動車業界や自動車業界向けに仕事をしてきましたが、今後もこの業界でずっと仕事がしたいのか?という疑問が沸いていたこともあり、今回初めて自動車業界以外での機会を検討しました。

Q長年慣れ親しんだ業界を変えるという大きな決断をされましたが、転職先の方向性はどのように検討されたのでしょうか。

きっかけは前職の自動車メーカーの業績が悪くなる中で、社会人向けのMBAに通ったのですが、MBAに来ていた色々なバックグラウンドの方の話を聞いたりする中で、「経営者になりたい」というキャリアビジョンが明確になりました。
前職は組織も大きく、物事の進め方が合議制になっていたので、自分で経営の判断や実行をしていくリーダーになるのは難しいと感じていました。組織のサイズは小さくなっても、経営者に近いところで経験を積む必要があると考えていました。

Qキャリアインキュベーションでは過去のご転職もサポートさせて頂きましたが、再び弊社と接点を持った経緯や応募に至るまではどのような流れでしたか?

MBAの友人にいくつかエージェントも紹介してもらいましたが、私の中では転職を考えた時に、1番にキャリアインキュベーションが浮かんでいたのですぐにコンタクトを取らせていただきました。年齢的に大きなキャリアチェンジは難しいだろうと考えていたので、当初はほかの製造業で経験を活かしつつ、中小企業のところは副業等で自分で実績積んでいくことなども考えていました。給与を落としたくないというのもあったので、非常に選択肢は狭かったと思います。

そんな中、当社を紹介いただき、最初は知らない会社でしたが、経営執行支援部のビジョンや提供価値がすごく尖っていて、まさにやりたいことだったので、是非受けてみたいという気持ちが募りました。

Q選考に進むにあたってはどのような準備をされ、キャリアインキュベーションからどのようなサポートがありましたでしょうか。

御社からのサポートで毎回助かっているのが、キャリアインキュベーションは企業の内部の方や人事の方と良い関係性を作られているので、企業側の見ているポイントや、面接官のバックグラウンド、どういう質問が出てくるのか、ケース面接の情報など、的を得た形で具体的にアドバイスいただけ、それに沿って効率よく準備ができ大変助かりました。

前提として、やりたいことと応募先企業でできることのフィットが高かったので、面接も毎回スムーズでした。志向性のあう会社を教えていただき、企業研究する中で、自分もフィット感を先に確認できていたので、面接の際も良い形で進んでいったのかなと思います。

Q実際入社してみてこれまでの経験は活かせていますか?

はい、業界知見というよりは、大企業での経験がとても活きています。現職のクライアントは中堅企業が多いのですが、PMIや最初の100日プランなどは、大企業で経営企画として各部の情報を集めながら、実際に何をすべきかというのはいつもやっていた仕事なので、中堅会社向けにどうアレンジすればよいかを考える上でも非常に役立っています。

Q入社してよかったことはありますか?

PMIのプロジェクトではクライアントの社長の横について、ファンドの方とも近くで仕事をしていたのですが、本当に重要な決定・判断の現場を経験できていると感じます。
特にオーナー社長は、独自の経営手法で会社を拡大されてきていて、スピード感を持って会社を成長させるには絶対的に必要なんですが、ファンドや投資家は大企業と同じようなメッシュで状況説明や戦略立案を求めるので、どこかのタイミングで組織的に対応していけるようにすることがすごく重要です。自分は大企業の方しか知らなかったので中小企業の中で経験できていることはGAPも含め非常に面白いです。幸い一緒に仕事をしたファンドの方に、最初のプロジェクトを評価して頂き、他の案件も指名頂くことができました。

また、これは入社前には想像していなかったことですが、ちょうど当社では組織が変わるタイミングだったこともあり、当部門が会社の中でも重要なサービスと位置付けられる中で、部門のあるべき姿やコンセプトなどを見直すことになりまして、当社の経営企画のような仕事にも携わることができています。今の会社でコンサルティングファームとして、経営執行していくという側面の仕事も楽しんで取り組めています。

Q一番苦労された点はどのようなことでしょうか。

やはりプロジェクトに張り付いていると、社内のメンバーと関わる機会が限定的なので、誰がどのような専門性を持っているか、社内のキャッチアップには時間がかかりました。
ただ、当チームではチームのコミュニケーションの機会は大切にしていて、定期的に全員が集まる会議や、その後の飲み会などもありコンサルティングファームの中では接点は多い方かと思います。

Q今後の目標はありますか?

将来的にどのような会社の経営者を目指すのか、はっきりこれだというものを掴みたいなと思っています。今後は当チームの特徴でもある、クライアントから役職をもらって入っていくような案件も含め、業種、規模、株主形態、役割などいろいろな経験を積んでいきたいです。
また、定期的にキャリアインキュベーションにはキャリアの相談をさせて頂こうと思います。引き続きよろしくお願い致します。

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