【セミナーレポート】ベインキャピタル 現役投資プロフェッショナルが語る、PEファンドの魅力(投資銀行部門在籍者 編) (2021.11.12)

【セミナーレポート】世界有数のトップファンド、ベインキャピタル 現役投資プロフェッショナルが語る、PEファンドの魅力1

この度、投資銀行在籍者および戦略コンサルティングファーム在籍者向けに、ベインキャピタルのキャリアセミナーを開催いたしました。(開催概要はこちら)当日の投資担当者とのパネルディスカッションの内容をセミナーレポートとして発信させていただきます。
こちらは、投資銀行在籍者向けに開催した回です。

[ベインキャピタルご登壇者]
林 剣太 氏(ヴァイスプレジデント)/ 川口 慎平 氏(シニアアソシエイト)/ 宮脇 祥 氏(アソシエイト)/ 横山 博紀 氏(アソシエイト)

目次

● 自己紹介
● PEファンドのやりがいと経験
・PEファンドに転職したことで得られたやりがい
・PEファンドで活かせる経験
・アドバイザー側とプリンシパル側の違い
・未経験業務のキャッチアップ方法
● 実際の業務イメージ
・労働環境
・御社だからこそ得られる経験
・入社後の業務イメージ(ソーシング、エクセキューション、バリューアップの濃淡)
・担当案件の具体的なハンズオン度合い
・投資チームとポートフォリオチームのすみ分け
● キャリアプラン
・御社の参画後に想定されるキャリアプラン
・ポストベインキャピタルのキャリアプラン
● セミナーに参加された皆さんからの質問
・PEファンド選考準備
・アサインメントの仕組み
・新型コロナウイルス感染症に関する影響はどの程度か
● PE業界や御社を目指す皆さんへのメッセージ

自己紹介

まずは、自己紹介をお願いいたします。

【川口】私は、2019年にベインキャピタルに入社しました。今は、シニアアソシエイトとして働いています。もともと、2014年にメリルリンチ日本証券株式会社の投資銀行部門に入社し、そこから4年間投資銀行業務に携わっていました。その後、香港のイベントドリブン系のヘッジファンドに転職し、2019年にベインキャピタルに入社しました。今、2年経過しています。直近では、日立金属株式会社のディールに携わっており、今、まさに投資にむけた検討を進めている最中です。

【横山】私は、2016年に社会人になり、最初のキャリアは三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社の投資銀行部門でスタートしました。合計5年間勤務し、4年間は東京、1年間はプログラムでニューヨークの本社に勤務していました。業界としては、ジェネラル・インダストリーズ・グループという所で、コンシューマー等を中心に担当していました。入社したのが今年の4月なのでまだ半年経っていないのですが、ベインキャピタルに縁あって入社しました。

【宮脇】私は、横山と同じ年に社会人となりました。2016年に国内の大学の経済学部を卒業し、新卒でJPモルガン証券株式会社の投資銀行部門に入社しました。JPモルガン証券株式会社には計4年間勤務したのですが、最初の3年間は金融法人グループに所属していました。残りの1年間は何でも屋のような形で、事業法人も見るようになりました。そして、昨年6月にベインキャピタルに入社しました。現在、入社してから約1年経過したところです。

PEファンドのやりがいと経験

実際にPEファンドに転職したことで得られたやりがいについて伺いたいと思います。どのような場面でPE業務のやりがいを実感されましたか。

【横山】まだ半年しか経っていませんので、限られた業務経験ですが、それを基に話します。投資銀行との大きな違いは二つあると思います。一つが、事業をきちんと見られるという点です。もともと、PEファンドに移ろうと思ったきっかけも、入社から5年経ち、仕事にも慣れてきた中で、慣れと飽きを感じていたからです。今日ご参加されている皆さんの中にも同じような思いを感じている方もいるかと思います。そのようなことが出てきた中で、どこに不満があったかと考えると、トランザクションだけではなく、事業の中身や、この事業は将来的に伸びると思うか、思わないか、この会社はどのようなポジショニングで、どのような競合優位性があるのか、など事業をより深く見たかったという点でした。弊社は特にそういった点を重点的に見る会社だと思いますので、私としてはその点を魅力だと感じました。

もう一つは、投資銀行でもよく言われることかもしれませんがオーナーシップを持って仕事ができるからということもあり、自分ができることを、責任感を持って行えることが多いというのはあるのですが、ファンドに移ると、それがもう少し拡大するイメージです。もちろん、そこには責任も伴いますが、自分で決定できたり動かせたりする事がとても多いのです。この会社に移って、私はその点にも非常に魅力を感じています。

...続く

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写真:山口 彩

執筆者山口 彩

ディレクター

PEファンドの投資プロフェッショナル及びミドルバックのサーチを担当。特に投資銀行、FAS、戦略ファームなど、業界外からPEファンドを志す方々へのご転職支援をさせていただいています。

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