ベインキャピタル：リストラなき再建屋（2018.08.02）

こんにちは。キャリアインキュベーション荒井です。

少し前にベインキャピタルについてコラムを書きましたが、最新の日経ビジネス2018年7月30日号にもベインキャピタルの記事が出ていました。（日経ビジネス記事）
「リストラなき再建屋」というはタイトルはいまいちですが、、。

雪国まいたけ他の企業価値向上の具体的な事例を用いてベインキャピタルの優位性について述べられています。
杉本代表のインタビューも掲載されておりベインらしさが伝わってくるものです。

また、ベインキャピタルについてだけではなくファンドのビジネスモデルの基礎的な解説もあり、興味はあるけど理解不足という方にはとても良い読み物だと思います。

彼らの特長については、以下が記されています。

（1）コンサルティング、事業会社出身者が7から8割を占めており、他のファンドとはそもそも人員構成が大きく違う

（2）経営者と事業について語り合えるので経営者からの信頼獲得が早い

（3）現場を重視し、自らのメンバーを送り込み一緒になって企業価値を上げる

最近、プライベートエクイティファンドの記事を新聞やビジネス誌で見かけることが増えました。
とくにベインキャピタルの露出が増えているようです。
ブランディングに積極的になっているのはないでしょうか。

彼らが投資対象とするラージからミッドサイズの案件獲得は簡単ではありません。
また、投資や企業価値向上を行う優秀な人材の獲得も至難の業です。

そのために広報活動に積極的になるのは良いことです。
理解されることで昔の間違ったイメージも払拭され、業界の発展にも大きく寄与することでしょう。

バイアウトファンドはリスクマネーを提供し、価値向上のためのあらゆる支援を行います。
単なるアドバイザリーに留まらず持続する企業を一緒につくりあげていきます。

今、最も優秀な人材が集まっているのがこの業界です。
主体者として活躍したい方にはうってつけの仕事でしょう。

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キャリアインキュベーション株式会社
代表取締役社長　荒井裕之

プロフィール

キャリアインキュベーション株式会社
代表取締役会長

2000年にキャリアインキュベーションを創業。30数年の人材ビジネス経験を持つ。日本リクルートセンター（現リクルート）での営業課長を経て、当社設立前はキャリアデザインセンター（東証プライム）の創業に参画。同社では専務取締役、人材紹介子会社社長を歴任。

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