みらかホールディングス傘下の富士レビオが新型コロナウィルス診断の抗原検査キットの製造販売承認を取得しました。
【概要】
ＰＣＲ検査が専用機器で４～６時間ほどかかる一方、「富士レビオ」の抗原検査キットなら10分～30分程度で判定できるといわれます。
ただ、抗原検査はＰＣＲ検査より精度が劣るため、厚生労働省は抗原検査は症状のある人を対象に陽性の確定判断だけに使い陰性の確定には従来のＰＣＲ検査を使う方針とのことです。
抗原検査とは、インフルエンザなどの診断でも実施されており、鼻の奥に綿棒を突っ込んで採取した検体をその場でキットに入れ、検体に抗原（ウイルス特有のタンパク質）があるかを調べる方法です。
日本のＰＣＲ検査数は諸外国に比べ少なくなかなか受けられないという批判もありましたが、抗原検査が利用できるようになれば、状況はかなり変化し検査体制の充実が期待されます。
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