ヘルスケアスタートアップ企業への転職・キャリアについて (2022.07.13)

こんにちは、ヘルスケア業界担当 喜田です。

スタートアップへ転職したいと考えている方が、条件次第を含めて8割に迫っているそうです。
(2022.7.13付けの日本経済新聞の記事より)

一定以上の規模感のある企業で就業されているミドル世代(30代~50代)の方々にとって、
・革新性や世の中にないものを社会実装するやりがい・おもしろさ
・現職でもそれなりに裁量はあるが、もっと裁量もって自分で決定できる
・自由度高く(リモートワークやフレックスなど)働ける
が期待できるスタートアップという環境は、現職では得難いもので魅力的に映るのだと思います。

他方、スタートアップは社内リソースはほぼゼロですので例えば
・何もかも自分でしなければいけない→営業なら会社パンフレットを自分で業者を選定して作る、や経費精算システムなどもないケースが多いです。
・働き方の自由度は高いが、その分トータルの労働時間が長くなる可能性
・常に資金を意識して働く必要性(経費など)

など、整備された仕組みを持っている企業と比べてそもそも仕事をするための土壌だけでもギャップは大きいと思います。

また、ミドル世代は子育てをしている方も多く出費も増えていく世代です。歴史ある企業のほうが安定感があり、息長く働ける印象はあるかもしれません。
ただ、昨日 のニコンの発表のように歴史ある企業・プロダクトでも時代に合わせて取捨選択をしていく時代で絶対的な安定はないといえます。

スタートアップに転職するうえで重要なのは、上記ギャップをご理解いただいた上でその会社が社会実装しようとしている技術・製品に惚れ込み本気で世に出してやろうというパッションと体力かと思います。

スタートアップは必ずしも成功するものでもありません(無論成功を全力で目指しますが)。事業として成功しなかったとしても、そこから学びを得てなぜ成功しなかったのかを気づくことができれば、キャリア上の重要な経験となります。

転職するもしないもどちらが正解はないですが、何となく憧れだけでスタートアップに転職してしまうと後々大変なケースが多いです。

弊社では、スタートアップベンチャーへのダイレクトのご提案もありますが出資をしているベンチャーキャピタル(VC)との接点も多く
特にヘルスケア領域においてVCとのカジュアルミーティングとして、VCのパートナーとの情報交換・接点創出の機会を転職ご検討の方にはご提案させていただいております。(事前に書類審査はあります)

スタートアップヘルスケアベンチャーは、シーズオリジネーターのアカデミアの先生がファウンダー兼代表取締役を務めるケースも多く
きちっと社会実装までリードできる経営者や事業開発責任者のニーズが高く、VCも積極的に接点を求めております。

もし、ご興味をお持ちいただける場合は喜田もしくは安井までお気軽にご相談ください。

▼ ヘルスケア業界専門職での就業をお考えの方の転職相談会(電話・オンライン可能)はこちら
https://career-incubation.co.jp/seminar/detail/8155.html

写真:喜田 和也

執筆者喜田 和也

マネージング ディレクター

ヘルスケアおよびライフサイエンス業界におけるマネジメント・エグゼクティブクラスの紹介実績を豊富に持ち150名を超える転職支援実績を持つ。15年に及ぶ業界の知見から、開発・生産・品質等の専門職のみならず経営職や新規事業開発やビジネス立ち上げフェーズなどのニッチ領域の提案を強みとしている。

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